セラーから1本を取り出し、抜栓。
今夜のシャンパーニュは、シャルパンティエ、トラディション・ブリュット。
造り手は、シャルリ・シュール・マルヌ。
1855年から続く、家族経営のメゾンである。
エチケットはシンプルだが、文字の上に描かれたトレードマークが面白い。
パッと見には横向きにしたシャンパーニュ・ボトルのように感じたが、良く見ると違っていた。
馬二頭に引かれた馬車と御者の絵だ。
馬車の下部には、1855年創業と書かれている。
ネックのラベルにも、創業年が1855年であることが書かれている。
1855年と言えば、日本では安政2年、第13代徳川家定の時代である。
シンプルなミュズレかと思ったが、これは充分にコレクションに加えるに値する。
ミュズレの外周部には、シャルリ・シュール・マルヌと造り手の名前が書かれている。
このコルクに書かれた名前の意味は何なんだろう。
調べてみると、コルクメーカーDIAMの名前だった。
スティル・ワイン用はDIAM、スパークリングワイン用はMytik DIAM、スピリッツ用はDIAM Altopという商品名なのだそうだ。
グラスに霜が付いているので良く見えないが、細かな泡立ちが綺麗だ。
色合いはシャンパーニュとしては濃く、黄金色。
酸とミネラルのバランスが良い。
柑橘系やリンゴの香りを持ち、口に含むと熟したフルーツや香ばしいナッツのニュアンスを持つ。
セパージュは、ピノ・ムニエが中心で70~80%、シャルドネ15~20%、ピノ・ノワール5%。
オーク樽で熟成させたリザーヴ・ワインの配合比率は、15%。
シャンパーニュは本当に好きだ。
今夜も楽しい、お家ワインでした。




