再び、インド、ジャルカンド州のジャムシェドプールでの朝食。
安全のため生野菜は食べないことにしているが、最終日の朝なので、少し冒険。
今朝の飲物はフレッシュ・ミルク、ミックス・フルーツ・ジュース、そして紅茶。
インドは紅茶の本場だが、ここはティーバッグで出された。
毎日バターを塗り蜂蜜を掛けて食べているので、カロリー・オーバーは否めない。
珍しく、少し遅れただけで汽車が到着。
先頭車がホームに入ってきたが、あまりに連結が長いので、どこまで続いているか最後尾は見えない。
席は全席指定なので急ぐ必要は無いのだが、荷物置き場が取り合いとなるので先を競って乗り込むのだ。
前の席に座っている子供が単調な列車の旅に飽きてしまったのか、通路を行き来し始めた。
あまり見慣れない東洋人に興味津々のようだ。
それにしても目が大きくてとても可愛い。
でも、どうしてこんなに厚着をしているのだろう。
私達には暑くても、こちらの気候に慣れている人にとっては今日の気温は低いようだ。
正規販売員の人達も水や食べ物を持って頻繁に売りに来るが、それとは別に玩具、本、日用品を売って歩く人もいっぱい乗車している。
見ていると、結構買う人が多いのだ。
このおじさんはブラシや爪切りを売っているのだが、面白いのは頭に乗せている鉄製の道具。
弾力があって外に広がり、各爪の先端に鉄球が付いている。
これを上下させて頭を掻く道具なのだ。
ここからターミナル駅のハウラまでは一駅だが、各地から来た列車が連なり、激しく渋滞する。
そこで一駅前で降車し、ここから車でコルカタに向かう方が早いのだ。
さて、これから友人宅に向かい、夕食をご馳走になることにします。