虎の門ヒルズの『アンダーズ・トーキョー』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
ホテルの部屋の探索が済むと、今夜のワインを抜栓。
今夜は特別なワインを持ってきた。
キスラー、ソノマ・コースト、レ・ノワゼッティエール、シャルドネ、2009年。
知る人ぞ知る、カリフォルニア最高の、いや世界最高のシャルドネの一つと言われるワインである。
造り手は、カリフォルニアのシャルドネ王と称されるスティーヴ・キスラー氏。
生産量はどのキュヴェも1万本から2万本と少なく、最も手に入りにくいワインのひとつである。
写真では背景が茶色の木のテーブルなので、実際よりも薄く写ってしまった。
濃厚な果実味。
舌に乗せると、強い樽を感じる。
深い熟成感、ヘーゼルナッツやオイリーなバターのニュアンス。
紛れも無く素晴らしいシャルドネである。
よく考えると、ノワゼッティエールはフランス語でヘーゼルナッツのことだった。
コルクはとても長く、ソムリエ・ナイフのスクリューの全長を使っても、抜栓するのに苦労した。
2009年と5年余りの時間を経ているが、とても状態は良い。
熟成の進んだブリーと、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ。
そして彼女が大好きな干し無花果。
ルームサーヴィス利用のコツは、サラダ、前菜、パスタ、メイン等の料理を、その都度頼むことだ。
そうすれば冷たい料理は冷えた状態で、温かい料理は熱い状態で食べることができる。
「何時見ても、本当に上手ね」と彼女に言われれば、嬉しくなって取り分けの役目を買って出てしまう。
男とは単純な生き物だ。
でもこのサラダ、青物が元気でなかなか上手に盛り付けることができない。
『アンダーズ』では、部屋に置かれたアルコール飲料以外の飲物と食べ物は、全てフリー。
ペリエもチョコレートも、自由に飲み、食べて良いのだ。
それに、レセプション階には宿泊者用のラウンジがあり、ワインもおつまみも楽しむことができる。
後でラウンジを覗いてみようと思う。
彼女と過ごす、虎の門ヒルズの『アンダーズ・トーキョー』の素敵な夜の続きは、また明日。



