白金台に、素晴らしい店が出来た。
そのお店の名前は、『カノン』。
白金高輪のフレンチの名店、『オレキス』の春藤さんと、シンガーソングライターでシニア・ソムリエの野田幹子さんのコラボで出来たワインバーである。
早速彼女と共に、お祝いに伺う。
何と言っても野田幹子さんは、私がワインにのめり込むきっかけとなった人の一人。
彼女の著書、「今日はこのワイン!24種のブドウ品種を愉しむ」は愛読書なのだ。
野田さんがシャンパーニュを持って、写真撮影に応じてくれた。
最初のワインは、野田さんお奨めのスペインの高級カヴァ。
ロパルトの歴史は古い。
1385年のラテン語の文献には、ロパルト一族がぶどうの植樹を許可されたとの記述があるそうだ。
そして1887年にはカヴァの生産を開始している。
エチケットには、社名とブリュット・ロゼという文字のみが記載されている。
店内は暗いので、私が写真を撮る時には照明を明るくしてくれる。
そして撮り終えると、再び心地よい薄暗い環境が戻ってくる。
美しいピンクのカヴァのグラスを傾けながら、野田さんと彼女との話が弾む。
今夜、野田さんに私の著作をプレゼントに持ってきていた。
本の中に、野田さんの著作、「今日はこのワイン」を紹介した記述があるのだ。
野田さんもそのページを見てびっくり。
ますますワインや世界の訪れた街々の話に花が咲く。
野田幹子さんと彼女と楽しむ白金台の夜は、まだ続きます。