アメリカの牛肉は脂身が無く柔らかなので、毎日食べても飽きない。
とは言え、毎日300~450gの牛肉を食べているので、今夜はイタリアンに行くことにした。
ホテルから歩いて行けるイタリアンの老舗、『プロセッコ』に入店する。
間口はそんなに広くないが、奥には二つ目のダイニングルームや個室がある。
奥ではギャングスターが秘密の打ち合わせをしていそうな雰囲気の高級店である。
ワイン・リストには驚いたことにイタリア・ワインしか掲載されていない。
イタリアンの店でもフレンチの店でも、今まで行ったアメリカのレストランではアメリカン・ワインも掲載されていたのに、ここにはイタリアンしかないのだ。
でもイタリア・ワインは好きで良く飲んでいるので、アメリカンより選びやすい。
最初の白は、ピエモンテ州のペルティナスが造る、ランゲ・アルネイスを選ぶ。
ペルティナスは、バローロで有名な造り手。
アルネイスはピエモンテ地方の古い品種で、栽培しにくいことからほとんど消えていたが、ブルーノ・ジャコーザ等の心ある生産者が復活に取り組み、今では人気品種のひとつとなっている。
色は淡いモスグリーン。
フルーティな香りを持ち、ミネラルや酸が活き活きとした辛口。
日本でも良く飲んでいるが、好きな品種である。
トマトや野菜を刻み込んだエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルをパンに付けて食べると美味い。
料理が出る前に、ワインと一緒にどんどん食べてしまう。
牛肉ばかり食べ過ぎたのでイタリアンに来たのに、また牛肉を頼んでしまった。
英語ではロケットと言うのだが、このお店ではルッコラ。
周りを見ても、客はみんなイタリア系のような気がする。
アメリカ料理の定番メニューだが、良く考えてみるとフライドは英語だが、カラマーリはイタリア語。
さて、シカゴのイタリアンの老舗レストラン、『プロセッコ』での楽しい夜は続きます。





