シカゴで一番好きなステーキ・ハウス、『ワイルド・アイヤー』での美味しい夜の続き。
美味い地ビールで前菜を味わった後は、肉料理に合わせて赤ワインを抜栓。
カリフォルニアにある好きなワイナリーのワインを見付けたので、早速注文。
クラインのジンファンデル、ロダイ、2012年。
クラインは、サステナブル農法を行っている自然派ワイナリー。
ワイナリーで使う電力も太陽光で発電し、ワイナリー内には羊やロバ、ウサギなどがいっぱい飼育されている。
一昨年に訪問した時には、彼女がロバを気に入り、ニンジンをいっぱい買いこんで食べさせたことを思い出す。
口に含むと、円やかなタンニンとスパイシーさを合わせ持ち、自然な果実味が豊か。
他のワイナリーが古いぶどうの樹を引き抜き、カベルネやメルローやシャルドネといった人気品種に植え替える中で、畑に元々あったぶどうの古木を大切に維持してきた。
生産品種は、ジンファンデルの他にはムールヴェードル、カリニャン、ヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌととても面白い。
テーブルの上に隙間なく皿が並べられ、絶句。
でも肉料理に野菜は必須と、必死に食べる。
女性の二の腕位の大きさがあり、しかもとても甘くて美味い。
これを二皿頼んでしまった。
23オンスを注文したので、約650gもあるのだ。
料理が置かれると、一瞬の間、テーブルを静寂が包んだ。
誰が二皿も頼んだのか問題に。
犯人は私。
でも、ワン・ラック頼むと、大きなハーフ・ラックが二つ出されるとは知らなかったのです!
時間は掛かったけど、三人で完食。
帰りは遠回りして帰ろう。
食べ過ぎたけど、楽しく満足なシカゴの夜でした。