銀座クレストン、築地 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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久し振りに『銀座クレストン』で彼女と待ち合わせ。


彼女が先に着き、部屋番号をメールで連絡してくれた。


エレベーター・ホールの置物の馬が、今の私の気持ちを表しているようだ。


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部屋は37階の高層階。


汐留の眺めが良い。


こうして観ていると、東京の景色は本当に変わったと思う。


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今夜は、ちょっと良いシャンパーニュを持ってきた。


白い箱に入っていたが、早く飲みたいので急いで包装を解き、アイスバケットに入れる。


ワインを運んできたバッグには保冷剤を詰めていたが、最初の1杯はもう少し強く冷やしたい。


バスルームで急いで汗を流し、ディナー用のシャツに着替える。


さっぱりとしてからワインと食事を楽しむことができるのが、ホテルの良いところ。










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今夜のシャンパーニュは、ポメリー、キュヴェ・ルイーズ、1999年。


ポメリーの最高峰のシャンパーニュで、ポメリー夫人の愛娘の名前を冠したワイン。


良いぶどうが収穫された年にのみ造られる、ミレジム・ワインなのだ。


彼女もルイーズが好きなので、今まで何本も飲んできた。


特に1989年が美味しかった。


そこで彼女にために、この1999年を見付けて購入しておいたのだ。




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キャップシールはもちろんプラスティックではない。


ボトルのネックを覆うように長く、ぶどうの模様が付けられている。


このキャップシールを取り外す時には、何時も高揚を覚える。


それほど美味いシャンパーニュなのだ。













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ルイーズのエチケットには、ルイーズの絵が使われている。


以前のエチケットは、ルイーズの絵には色が無く、白い浮彫になっていた。


しかしこの1999年のボトルでは浮彫ではなく、ブルーの図柄になっている。







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コルクにも刻印が付されている。


そしてミュズレには浮彫で花の模様とルイーズの名前が刻印されている。



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ぶどうは、ポメリーの三つのグランクリュ畑で栽培されたものが使われている。


セパージュは、シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%。


彼女と過ごす、『銀座クレストン』での楽しい夜はまだまだ続きます。