羽田/ソウル線のワイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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だいぶ前に搭乗した、ANA羽田/ソウル線。


記事のアップを忘れていた。


だから映画もちょっと古い。


水平飛行に移ると、シャンパーニュ・タイム。


わずか1時間半の飛行時間であり、水平飛行時間はさらに短いため、ゆっくりワインを楽しむと言う訳にはいかない。


ワインは180mlの小瓶で出されるので、一度のサーヴでグラス2杯分を楽しむことができる。


今のシャンパーニュは、ニコラ・フィアット、グラン・レゼルヴ・ブリュット。


1976年創業ながらフランス国内では販売量第一位を誇る。


セパージュはピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ35%、シャルドネ25%で、瓶内熟成36か月以上である。



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シャンパーニュのあとは、ブルゴーニュの白を飲むことにする。


ルイ・マックスのサン・ヴェラン、2012年。


ここのところ、ANAはサン・ヴェランの採用が増えている。


ルイ・マックスは1859年創業のネゴシアン兼ドメーヌで、自社畑では有機栽培を行っている。






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そして赤は、ボルドー。


シャンパーニュ、ブルゴーニュ、ボルドーとフランス尽くしになってしまった。


メドック地方の、シャトー・デュ・クールノー、2010年。


強いが滑らかなボディ。


タンニンも円やかで、とてもバランスの取れたワインである。


セパージュは、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン48%、プティ・ヴェルド2%。



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飛行時間が短いので、食事は前菜もメインも一度に出される。


短時間での食事は結構忙しい。


ワインを飲んでいるので、食べる時間が余計に短くなってしまうのだ。


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慌ただしい食事が終われば、下降が始まるまでのわずかな時間に、再度シャンパーニュを楽しむ。


小瓶とは言え4本を飲むという事は、フルボトル1本を飲んだことになる。


この短時間で良く飲んだものだと自分でも感心する。


ANA羽田/金浦線での、楽しい食事とワインのフライトでした。