連日の移動と会食で疲れていたのだ。
そこでホテルから歩いていくことができる馴染みの居酒屋に顔を出す。
鶏と豚料理のお店なのだ。
料理を選ぶ前に、とりあえず暑さを吹き飛ばすために生ビール。
日本では「とりあえず」と言うとビールが出てくるので、ビールの日本語は「とりあえず」だと信じた外国人がいたそうだ。
でも、とりあえずのビールが美味い。
メニューを見ていると、とりあえずのおつまみに枝豆を出してくれた。
枝豆をつまみながら、今夜の料理を選ぶ。
温泉卵がのった、シーザーサラダ。
これでお腹を少し満たしておく。
白瀧を升に入れたグラスで楽しむ。
グラスから一口すすり、升にこぼれている酒をグラスに注ぎ足してまた飲む。
軟骨、ハツ、豚バラ。
この軟骨はゲンコツではなくヤゲン。
豚バラを焼鳥と一緒に食べることができるのが嬉しい。
1本が小振りで安価なので、一人でも色々な部位を食べることができるのだ。
この香ばしく焼けた皮が美味いのだ。
今度は升ではなく、二合徳利にする。
手酌で飲む酒も美味いものだ。
本場に来たのだから、明太子も食べておきたい。
身をほぐして出してくれるので、食べやすい。
一人で食べる時の問題点は、注文し過ぎ。
今夜もちょっと食べ過ぎてしまった。
それでも、何時来ても美味い『トリトン』での楽しい夜でした。