ポール・ボキューズの定例ワイン会に、彼女と共に参加した。
席に着くと、テーブルの上にはブラッセリー・ポール・ボキューズの名前入りナプキンがセットされている。
まだ開始までには時間があるので、広い店内は閑散としている。
でも、店のスタッフの間には客を迎える緊張感が漲る。
『ポール・ボキューズ銀座』は、マロニエゲートの10階にあるのだ。
クレマン・ド・ブルゴーニュにチェリー・ピューレを入れたカクテルなのだ。
上質のクレマン・ド・ブルゴーニュと、酸味と果実味のバランスの良いチェリー・ピューレはとても相性が良い。
冷たいスパークリング・カクテルが乾いた喉を癒してくれる。
使われているクレマン・ド・ブルゴーニュは、ヴーヴ・アンバル、ミレジメ、2011年。
カクテルにミレジメを使うとは、何とも贅沢。
ヴーヴ・アンバルは、1898年にアンバル未亡人(ヴーヴ)が設立したメゾン。
クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖と言われ、シャンパーニュ方式で製造されている。
使っているスパークリングが、ヴーヴ・アンバルのミレジメと知って、そのまま飲みたいとソムリエにそっとお願い。
お願いしたのは、もちろん私ではなく彼女。
「こんな時、男性は飲みたいと思っても遠慮してお願いできないのよね」
とは彼女の言葉。
私もご相伴にあずかり、「君のお蔭で飲むことができて、ありがとう」。
さすがヴーヴ・アンバルのミレジメ、美味い。
グリオット風味のパテ・ド・カンパーニュ、紫キャベツのピクルス、ポルト酒風味のクリーム。
今夜のワイン会もとても楽しそう。
彼女と過ごす素敵な銀座の夜の続きは、また明日。
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