アメブロのお友達が記事に書かれていた美味しそうな焼鳥屋さん、『山久(さんきゅう)』。
久し振りに小倉を訪れたので、早速カウンター席を予約。
このお店を教えていただいた方に、メッセージで報告したところ、その方も合流して下さるとのこと。
アメブロのお付き合いって不思議ですね。
一度もお会いした事が無いのに、ブログで二年程相互訪問しているうちに、旧知のような感じがしてしまうのです。
まずは生ビールで乾杯。
そして料理を選ぶ。
初めての店のメニューを検討するのは、楽しいものです。
柚子胡椒が付いているのを見て、あぁ小倉に来ているのだと嬉しくなる。
気取らないぶつ切りの胡瓜が微笑ましい。
チリメンジャコの塩味が効いて、アボカドの甘みが引き立つ。
コラーゲンたっぷりのコリコリ感がたまらない、癖になってしまう食べ物。
店によって味がことなり、その店の味付けを知るにはうってつけの料理。
素材の旨味を引き出した、素晴らしい味付けに思わずにこり。
焼鳥屋さんにしては、なかなかの品揃え。
スパークリング1種に、白赤がそれぞれ3種。
フルボディの赤もあったが、料理との相性を考え、南仏のピノ・ノワールを選ぶ。
イル・ラ・フォルジュ、2011年。
ラングドック・ルーション地区で天才ジャン・クロード・マスが造る、究極のヴァリュー・ワインである。
スパークリング用とも思われる細長いグラスだが、上部がチューリップ上に開いているので少しピノ用にも見える。
南仏のピノ・ノワールは、ブルゴーニュの物とは異なり、太陽の恵みを体現した素晴らしいボディ。
セパージュはピノ・ノワール95%、シラー5%。
フレンチオークの樽で6か月熟成、新樽比率は50%。
見ているだけで、美味しさが伝わってくる。
小倉では、焼鳥屋さんに豚バラがあるのが嬉しい。
東京の焼鳥屋で試しに豚バラを注文したところ、ここは焼鳥屋ですよ、と言われたことがある。
ジャン・クロード・マスのリッチなピノ・ノワールと焼鳥の相性もとても良い。
アメブロの友人と過ごす、楽しい小倉の夜でした。