今夜のワイン、山久、小倉 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


DSC_1489.jpg

アメブロのお友達が記事に書かれていた美味しそうな焼鳥屋さん、『山久(さんきゅう)』。


久し振りに小倉を訪れたので、早速カウンター席を予約。


IMG_20140405_010400.jpg

このお店を教えていただいた方に、メッセージで報告したところ、その方も合流して下さるとのこと。


アメブロのお付き合いって不思議ですね。


一度もお会いした事が無いのに、ブログで二年程相互訪問しているうちに、旧知のような感じがしてしまうのです。


まずは生ビールで乾杯。


そして料理を選ぶ。


初めての店のメニューを検討するのは、楽しいものです。


IMG_20140405_010530.jpg
ビールのお供には、ハツ。


柚子胡椒が付いているのを見て、あぁ小倉に来ているのだと嬉しくなる。



DSC_1496.jpg
そしてサラダ。


気取らないぶつ切りの胡瓜が微笑ましい。





IMG_20140405_010725.jpg
友人のお奨めは、チリメンジャコを掛けたアボカド。


チリメンジャコの塩味が効いて、アボカドの甘みが引き立つ。




DSC_1494.jpg
居酒屋の定番人気メニュー、軟骨の唐揚げ。


コラーゲンたっぷりのコリコリ感がたまらない、癖になってしまう食べ物。



DSC_1493.jpg
そしてもつ煮。


店によって味がことなり、その店の味付けを知るにはうってつけの料理。


素材の旨味を引き出した、素晴らしい味付けに思わずにこり。


IMG_20140405_010816.jpg
ビールのあとは、赤ワイン。


焼鳥屋さんにしては、なかなかの品揃え。


スパークリング1種に、白赤がそれぞれ3種。


フルボディの赤もあったが、料理との相性を考え、南仏のピノ・ノワールを選ぶ。


イル・ラ・フォルジュ、2011年。


ラングドック・ルーション地区で天才ジャン・クロード・マスが造る、究極のヴァリュー・ワインである。


IMG_20140405_010857.jpg
スパークリング用とも思われる細長いグラスだが、上部がチューリップ上に開いているので少しピノ用にも見える。


南仏のピノ・ノワールは、ブルゴーニュの物とは異なり、太陽の恵みを体現した素晴らしいボディ。


セパージュはピノ・ノワール95%、シラー5%。


フレンチオークの樽で6か月熟成、新樽比率は50%。





DSC_1495.jpg
威勢の良い店のおじさんが焼鳥を焼いてくれる。


見ているだけで、美味しさが伝わってくる。





IMG_20140405_010936.jpg

小倉では、焼鳥屋さんに豚バラがあるのが嬉しい。


東京の焼鳥屋で試しに豚バラを注文したところ、ここは焼鳥屋ですよ、と言われたことがある。


IMG_20140405_011022.jpg
鶏皮も肝もここはタレで焼くのが基本のようだ。


ジャン・クロード・マスのリッチなピノ・ノワールと焼鳥の相性もとても良い。


アメブロの友人と過ごす、楽しい小倉の夜でした。