用事を終え金浦空港への戻り途、漢江を渡る地下鉄の窓から汝矣島(ヨイド)を観ると、なんと国会議事堂の周りが桜色に覆われています。
次の駅で電車を降り、汝矣島に急いで戻る。
韓国の桜の名所は鎮海(チネ)や慶州(キョンジュ)。
そしてソウルの桜の名所は南山(ナムサン)とここ汝矣島(ヨイド)の国会議事堂横。
遊歩道の左右には桜の樹が延々と植えられている。
道行く人に聞くと、今年は例年になく開花が早いそうだ。
遊歩道の片側は国会議事堂だが、反対側は漢江の公園になっている。
広い芝生にシートを敷いて、お弁当を食べている家族連れが微笑ましい。
東京でも満開になるかならないかの日に、ソウルで満開の桜を観ることができるとは、本当に驚きだ。
綺麗な花に、思わず歩を停める。
周りには、ケナリ(レンギョウ)やチンダルレ(カラムラサキツツジ)も満開。
冬が寒いだけに、春が一気に押し寄せたような花々。
ソウル汝矣島での、予期せぬ花見でした。