田舎町なので、ホテルの外に出て食事をするという訳にはいかない。
そこでホテルのレストランで食事をしようと思ったら、アルコール類は禁止だと言う。
せめてビールだけでも飲ませてもらえないかと頼み込むと、それならバーに行けと言う。
これがそのバー。
何だかサウナのドアのようだが、ドアの上にはBARと書かれている。
ここならアルコールを飲むことが出来るし、料理は言ってもらえばレストランから運んでくれるとのこと。
それならばと、バーのテーブルに席を取る。
まずは、キングフィッシャーで乾杯。
キングフィッシャー(カワセミ)のビールについては既に紹介したので、ここでは省略。
でも、この青いキングフィッシャーは初めて登場するもの。
新しく売り出されたもののようで、切れ味爽やかでなかなか美味い。
ビールのお供は、定番のピーナッツ。
でもマサラ・ピーナッツではなく、普通の炒りピーナッツ。
ベジタリアンの人は、とにかくポテトフライを大量に食べるのだ。
だから太ったベジタリアンが多いのも頷ける。
スマホを向けると、ボーイがピースサインをして応えてくれる。
う~ん、ちょっとチップを多くしないといけないようだ。
これがビールに合って美味いのだ。
バーで注文しても、レストランからちゃんと料理が届くのは素晴らしい。
このグリーンのミントソースが美味い。
ビールばかり飲んでいるとお腹がいっぱいになってしまうので、ラムに切り替える。
インドではサトウキビによる製糖業が盛んなので、ラムも大量に造られており、安くて美味しい庶民の味方なのだ。
でもこのラムは最高級品のオールドモンク。
熟成感があってかなり美味い。
ナンと一緒に右手だけで食べる。
折角この何年か右手でナンをちぎる練習をしてきたので、その成果を発揮したいのだ。
中華なのかヒンディなのかわからないが、スープと頼むとこれが出てきた。
身体が暖まって美味い。
インドのバーは、室温を下げ過ぎなのだ。
今夜も楽しい、インドの田舎町での夕食でした。