コルカタの街には、今日も車があふれている。
そんな雑踏を抜け、彼女へのお土産を買いに出かけた。
大きなモール内に入ると、そこは外とは別世界。
近代的な空間に、多くのブランド・ショップが並ぶ。
最高級のダージリン、マンゴティー等のフレーヴァード・ティー、そしてオーガニックのジンジャー・ティー。
でもちょっと購入し過ぎたかも。
買い物のあとは、新しい日本料理店が出来たと言うので出かけてみた。
葵という名前だと聞いていたが、着いてみると藤に変わっていた。
AOIは、外国人には発音が難しいのだ。
それにしてもこの看板、ここがコルカタでなければ普通の日本人は入りたいとは思わないだろう。
着物姿で微笑む西洋人の女性の写真は、綺麗とか妖艶とか言うより、はっきり言って薄気味悪い。
でも料理はとなかなか美味しく、インド料理が続いた一週間のあとでは、胃袋が癒される。
日本人にとっては生活条件が厳しいコルカタでも、まさにオアシスと言える店である。
こんな経験も楽しい、コルカタの夜でした。