パーティー・イン・メンバーズクラブ、インド | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜はインドの友人たちが、所属するクラブで歓迎会を開いてくれた。

 

インドにはイギリス統治時代の伝統がしっかりと根付いているのだ。

 

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まずは、キングフィッシャーで乾杯。

 

キングフィッシャー(カワセミの意味)は、インドを代表するビールのブランド。

 

事業は拡大を続け、遂にはキングフィッシャー航空まで設立。

 

一時は人気の航空会社となったが、オーナーが豪遊を続け、多額の負債を作って雲隠れしてしまった。

 

カワセミは水にダイヴすることで知られている鳥。

 

そんな名前の航空会社なんて大丈夫かと冗談を言ったものだが、本当に水面下に消えてしまった。


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インドのパーティーは、夜8時頃に始まり、10時過ぎか11時頃までおつまみを食べながらひたすら飲んでおしゃべりをする。

 

マサラ・ピーナッツ、ポテトチップス、チーズ団子の唐揚げ、ベイビーコーンのフライ、鶏のマリネ焼き、等々。

 

ベジタリアンが多いので植物性の食べ物が中心だが、どれも油を使っているので結構ヘヴィー。


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夜も更け、ようやく食事の時間。

 

部屋の反対側には多くの料理が並び、私たちが取りに来るのを待っている。

 


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最初の料理はコールドアペタイト。

 

ここのような高級なクラブでは生野菜を食べても大丈夫なのだ。

 


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温かい料理は、基本的にフライかカレーのどちらか。

 

夜10時過ぎに油をたっぷり使った料理を食べるので、インドのベジタリアンが太っている理由がわかる。

 


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どれが何の料理かわからなくなってしまったが、どれも結構美味いのだ。

 

二時間余りおつまみを食べ続けながら飲んでいるので、基本的にカロリーは既に充分すぎるほど摂取している。


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でも、食事となるとまたいっぱいお腹に入ってしまうのだ。

 

今夜は友人たちが私を招いてくれた楽しい酒宴。

 

今夜ばかりはダイエットを頭から締め出す。


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左手に持つ皿が重くなるほど料理を取ってしまう。

 

それを持ったまま、友人たちと歓談しながら右手で食事を味わう。

 


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皿はこんな感じ。

 

二時間食べ続けた後の量にしては、あきらかに多すぎる。

 


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食事が終わると、デザートが強制的に手渡される。

 

この団子は小麦粉ではなく、牛乳から作られているのだそうだ。

 

それを蜂蜜シロップに漬けこみ、強烈に甘い。


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大きなヴァニラアイスクリームと共に味わう。

 

いけないと思いながらも、これが美味いのだ。

 

でも、甘い団子は1個だけにした。


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ところでこれは、未だに正体不明の飲物。

 

友人たちがここの名物なので是非飲むようにと進めてくれたもの。

 

甘いが、アルコール度数はかなり高い。

 

勧められるまま、二杯ものんでしまった。

 

それにしても、インドのクラブでの男だけのパーティーは楽しい。

 

楽しく飲み過ぎ食べ過ぎたインドの夜でした。