今夜は会食の予定が入っている。
でも、彼女に会いたい。
彼女にメールすると、早く仕事の会食を終えるのであれば、どこかで待ち合わせて一杯だけ飲んで、一緒に帰っても良いとの返事。
そこで、秋葉原の『葡萄屋』で食後に待合せることにした。
でも、彼女は居ない。
そこで、店長でシニア・ソムリエの福永さんとワインを選びながら彼女を待つことにする。
選んだワインは、ルモワネスのブルゴーニュ・ルージュ、キュヴェ・スペシャル、1993年。
彼女が到着したので、早速テイスティング。
ACブルゴーニュだが、馥郁とした香り、複雑なニュアンス、20年の時を経て全く衰えを見せないボディ。
それもそのはず、このキュヴェ・スペシャルは、品薄となったACブルゴーニュの在庫を補うため、格上の村名ワインを格下げして出荷している”限定キュヴェ”なのだ。
ルモワネスは、100万本の在庫を持ち、飲みごろになったワインのみ出荷するブルゴーニュの大富豪ネゴシアン。
それだからこそ出来る、素晴らしい顧客サービスである。
コルクが綺麗なところをみると、リコルクされているのであろう。
出汁巻玉子は、何時もの定番。
一皿目は、キノコのソテー。
色々な野菜を味わうことができるこのメニューは、ここの人気なのだ。
皿に載った味噌と、温かいバーニャカウダソースの両方を同時に味わうことができる。
ワインを味わう店としては異例だが、料理は基本和食であるし、店名も『葡萄屋』と和名なのだから、和装も当然と言えばそうなのかもしれない。
皆さんワインに詳しいので、話も弾んで楽しい。
でも、この写真撮影は彼女の機嫌をちょっと損ねてしまったようだ。
お腹はいっぱいなのだが、ワインを飲んでいるとちょっと重いものも食べたくなる。
そこで、クリームコロッケも注文。
中を割ると、ほかほかのクリーミーな中身がぎっしりと詰まっている。
食後の訪問にしてはちょっと食べ過ぎの感もあるが、彼女と過ごす楽しい秋葉原の『葡萄屋』の夜でした。





