白金台の『シェラトン都ホテル』で彼女と過ごす、素敵な夜の続き。
二本目のワインは、ブルゴーニュの赤。
ブシャール・ペール・エ・フィスのジュヴレ・シャンベルタン、2007年。
ブシャール・ペール・エ・フィスは、1731年創業、1775年にワイン・ネゴシアンに進出。
そして1995年にシャンパーニュのアンリオの傘下に。
グラスが曇って色合いが濁ってしまったが、色合いは綺麗な薄ルビー色。
黒いベリー系の香りと、微かな広葉樹の森の香り。
しっかりとしたタンニンと、心地よい酸味。
伝統的なブルゴーニュのピノの味わい。
樽香は控えめ。
小さな発酵槽で醗酵後、バリックで熟成。
熟成期間も新樽比率も、畑毎、ヴィンテージ毎に、テイスティングに基づいて変えている。
彼女も私も好みの、エレガントでチャーミングなブルゴーニュのピノ・ノワールである。
パリパリの皮とジューシーな身の組み合わせが美味い。
このパンもワインに良く合う。
4個あったのだが、写真を撮る前に、彼女が1個食べてしまった。
ミディアム・レアの焼き具合も丁度良い。
ルーム・サーヴィスでも料理の質が落ちないのが、良いホテルの条件。
四度目のルーム・サーヴィスは、デザート。
ティラミスは、大きなセロファンに包まれて部屋に届いた。
これも、美味。
コーヒーのポットも届けてもらったので、熱いコーヒーをお代わりをしながら飲むことが出来る。
今年は、良い癒しの誕生日となった。
彼女と過ごす、『シェラトン都ホテル』での素敵な夜でした。