浅草ワイン会番外編、吾妻橋アサヒビール&神谷バー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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「英語でワインを楽しもう♪」の帰り道。


浅草まで来たら、やはり仲見世と浅草寺には立ち寄らなければならない。


雷門の下をくぐり、仲見世に歩を進める。


すごい人波だ。


思わず手を伸ばし、彼女の手を取る。







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外国からの来客を連れてくるときくらいしか来ない場所だが、来てみると楽しいものだ。


もちろん彼女と手を繋いで歩いているのだから、楽しくないはずがない。


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お参りを済ませ、雷門に戻り、左折。


吾妻橋を渡り、アサヒビールに向かう。



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先程までワインをいっぱい飲んでいたのだが、外はとても暑い。


冷えたビールを飲みたくなったのだ。


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スーパードライホールのフラムドールに席を取る。


氷点下のエクストラ・コールドを注文。


彼女はスーパードライ、私はスーパードライ・ブラック。


火照った身体に、キンキンに冷えた生ビールが最高に美味い。


突然彼女がドアの方に向かって手を振る。


驚いて振り向くと、ドアを開けて入ってきたのは、ワイン会で私たちの向かいに座っていたジョンとジュリアのアメリカ人のご夫婦。


彼らも喜んで私たちのテーブルに加わる。


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彼らが『神谷バー』に行ったことがないというので、再び吾妻橋を渡り、交差点に面した店に向かう。


浅草名物の人力車の数がとても多くなっていることに驚く。

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今は改装中で、店が狭くなっていることもあり、席が空くまで並んで待つことに。


その時間を利用し、神谷傳兵衛について説明。


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『神谷バー』があるのは、浅草一丁目一番地。


そして飲物は、デンキブラン。


今のデンキブランのアルコール度数は30度。


それがデンキブラン・オールドになると、40度。


ワイン会でワインを5種類飲み、生ビールを飲んだ後のデンキブラン・オールドは結構効く。


彼女は口を付けただけで、「これは無理」と言うので、結局私が二杯飲むことに。


ジョンとジュリアは、「これは何なの?」と言いながら飲んでしまい、ジョンはお代わりを注文。


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『神谷バー』の創業は、1880年、明治13年のこと。


そして神谷傳兵衛がデンキブランを考案したのは、明治15年。


『神谷バー』の100周年記念のワインがあるというので、飲んでみることにする。


神谷傳兵衛は、1903年、明治36年、シャトー・カミヤを創業し、牛久ワイナリーを開いたことでも有名。


エチケットには、D. Kamiyaの名前が入っている。


このワインもシャトー・カミヤのものかと思ったが、良く見ると合同酒精製造と書かれている。


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今日のワイン会はリースリング特集だったので、赤ワインも飲みたくなったのだ。


少し冷やした辛口の赤が美味い。


さすが、Selected by KAMIYA BARである。


いや~、それにしても今日は良く飲んだ。









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ジョンとジュリアとは、メル・アドを交換。


神谷ワインのエチケット台紙の裏に、ジョンが感謝のサインをしてくれた。


彼女と過ごす、浅草での楽しい一日でした。