福岡からの戻り、朝早い便なので福岡空港の『ANAプレミア・ラウンジ』で朝食をとる。
野菜ジュースとサンドイッチの朝食の後、焼酎カウンターをチェック。
ANAのラウンジには、良い芋焼酎が置いてあり、時々銘柄が入れ替わるのだ。
今回の焼酎は、玲瓏(れいろう)。
大分の八鹿酒造が造る焼酎で、黄金千貫を原料に用い、天然の湧水で仕込んでいる。
宮崎酵母を使い、爽やかですっきりとした味わいに仕上げている。
朝からどうかとも思ったが、なかなか美味い芋焼酎である。
ところで玲瓏とは、”玉などが透き通るように美しいさま”を表す言葉である。
もう1種類の芋焼酎は、赤兎馬(せきとば)。
鹿児島の濱田酒造が、「濱田屋伝兵衛蔵」で造る焼酎である。
原料には黄金千貫を用い、シラス台地で濾過された天然水で仕込まれている。
クリアで切れ味が良いが、重厚さも併せ持つ。
これもなかなか美味い。
赤兎馬とは、三国志に出てくる、稀代の名馬の名前である。
朝からちょっと飲んでしまったが、楽しい福岡空港のひと時でした。