中目黒の『ラ・ルーナ・ロッサ』で彼女と過ごす、素敵な夜の続き。
二本目のワインは、ピエモンテ州のワインを選ぶ。
プリンチピアーノ・フェルディナンドが造る、バローロ・デル・コムネ・ディ・セッラルンガ、2008年。
灘吉さんは、私達がネッビオーロが好きなことを知っているので、このバローロとロエロのネッビオーロを準備しておいてくれたのだ。
そしてその二本から彼女が選んだのは、プリンチピアーノのセッラルンガ。
伝統的な造り方をした、まさに正統派のバローロである。
表のエチケットにはヴィンテージが入っていない。
裏にしか書かれていないので、裏面も撮影。
ふくよかな、果実香。
口に含むと素晴らしい凝縮感とまだ硬いタンニン。
自然で力強いボディは、良質のネッビオーロを大樽で熟成させた賜物。
化学肥料や除草剤、薬剤は一切用いず、発酵も自然酵母。
久し振りに、素晴らしい好みのバローロに出会った。
狭い彼女のストライクゾーンにも、直球ど真ん中といったところだ。
2008年とまだ若いので、コルクにワインの浸漬はほとんど無い。
一皿目のパスタは、リコッタチーズとほろ苦い野菜”ピエトラ”を詰めたロール状のパスタ、カネロンチーニ。
濃厚でとろりとした美味さが凝縮されている。
二皿目のパスタは、手打ちタリアテッレ、レッジョエミリア風のボロニェーゼ。
バローロと抜群の相性。
今夜のセコンド・ピアットは、ポルケッタ・ディ・マイアーレ、スペイン産皮付き仔豚のロースト。
パリッと焼いた皮と、ジューシーな身がすこぶる旨い。
柄が木や石のものが多いが、全て金属だと結構重い。
でも、ドルチェは抵抗なく入ってしまう。
食後のコーヒーを飲みながら、これからのスケジュールについて打ち合わせ。
私が最近購入した'99のルイーズや'01のシャンベルタンを何時飲むか、海外にワインを何時頃買い出しに行くか・・・、話しは尽きない。
次回はセラーをゆっくり検分してワインを選びたいと思う。
中目黒で彼女と過ごす、素敵で美味しい夜でした。






