そこで遠出は控え、ホテルのそばの気軽なタイ料理店で夕食をとることにした。
タイ料理店と言っても、屋台をちょっと綺麗にした程度のお店。
前を通りかかった時にテーブルが欧米人でいっぱいなのを見て、安全で安くて美味しいと思い、店に入ったのが最初。
その頃はブルー・シートを屋根に掛けていたが、今では儲けたようで、ブリキ板に張り替えられている。
まずはシンで乾杯。
シンハという名前だが、現地の人はシンと発音するので、私も最近は倣っている。
ビール瓶は、一応は冷蔵庫に保管されているが、飲んでいるうちにどんどん温まってしまうので、氷を入れて冷やすのだ。
味が薄くなってしまうと思われるかもしれないが、タイでは氷を入れて飲むのが当たり前なので、氷を入れても飲めるように味が濃く造られているのだ。
大きなオムレツのようだが、中にはたっぷりのトマトソースと炒めた玉ねぎが入っている。
これは何時も注文する定番。
何故か同じような料理がまた出てきた。
中には、チキンがごろごろ。
シンも、チャンのジョッキで飲んでいたので、ジョッキに合わせてビールもチャンに代えたのだ。
もちろん氷も追加を注文。
店には屋根がありスコールから守ってくれるが、壁は無く、もちろんエアコンも無い。
暑いバンコクではやはりビールが美味いのだ。
エビがいっぱい入っていて美味い。
行きつけのマッサージのお店で、1時間のフット・マッサージ。
この女性は上手いので、可能な限り指名している。
タイのマッサージ屋さんでは順番で担当が決まるので、指名はできないが、ここでは我儘を聞いてもらっている。
フット・マッサージの次は、1時間のタイ古式マッサージ。
今回も楽しく癒された、バンコクの夜でした。