羽田空港国際線ターミナルのANAスイートラウンジで過ごす、搭乗前の楽しいひとときの続き。
二本目の白ワインは、ブルゴーニュのオリヴィエ・ルフレーヴが造る、シャサーニュ・モンラッシェ、2010年。
オリヴィエ・ルフレーヴは、ドメーヌ・ルフレーヴのワイン造りを引き継ぐ、ブルゴーニュのネゴシアン。
自社畑と契約畑を分け隔てぬぶどう作りを行い、常に安定した高品質のブルゴーニュ・ワインを生み出している。
これはまた素晴らしいワインが選ばれたと、嬉しくなる。
まずは、カリフォルニアのピノ・ノワール。
キュヴェソン・エステイト、ピノ・ノワール、カーネロス、ナパ・ヴァレー、2010年。
これぞカリフォルニアのピノ、というワイン。
1969年設立、1979年にスイスのヘイニー家の所有となってから発展を遂げ、カーネロスに160haの畑を保有。
フレンチ・オークのバリックで11か月熟成させ、新樽比率は40%。
続けて、フランスの赤を飲んでみる。
ボルドー、マルゴーのレザール・ド・ローガン・ガシー、2008年。
このワイン、マルゴーのグランクリュ、シャトー・ローザン・ガシーのセカンドなのだ。
エチケットも、グラン・クリュそっくり。
そして、ワイン自体も強い熟成感を持つ、素晴らしいマルゴーである。
セカンドも同じかどうかわからないが、グラン・クリュのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン68%、メルロー24%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド4%。
ANAスイートラウンジの新しいワインは素晴らしく、これからも楽しめそうだ。