ビールの次は、マッコリ。
マッコリは活きているので、製造後三日が命。
新鮮で無いとすぐに酸っぱくなり、色も黄色っぽくなってしまう。
以前は人気がビールと焼酎に写ってしまい、店側も保存期間の短かさを嫌い、ソウルでも旨いマッコリを飲むことが出来る店は限られてしまっていた。
それが今では健康志向のお陰でアルコール度数の低いマッコリに人気が戻り、コールドチェーンも発達したことから、どこでも飲めるようになっている。
友人達がケブルを食べたことがないというので、1匹だけ刺身で出してもらう。
コチュジャンを付けて食べると、こりこりとした食感で旨いのだ。
友人達はゲッ~と絶句。
ご存じない方は、この写真を拡大して見て下さいね。
今度は店のお兄さんがハサミを使って手際よく蟹や烏賊を切り分けてくれる。
このお兄さん、元気が良いが、髪型はもっと威勢が良い。
蟹、海老、蛸、烏賊、蛤、帆立、ムール貝、等々、色々な海産物が入っている。
友人達はケブルのあとなので、とても慎重に内容物を確認して食べている。
韓国の代表的な全国銘柄、チャミシル。
以前はアルコール度数は25度あったが、それが20度に減り、今では20度未満に規制されている。
この焼酎も19度。
韓国ではストレートでぐいぐい飲むので、国民の健康への影響を考え、政府が規制を強化したのだ。
それでも冷やした焼酎は美味く、鍋が辛いこともあって次々とボトルを空けてしまった。
海岸通りには、多くの人が行き交い、砂浜では若いカップルが肩を寄せ合う。
海岸線には水族館もあるが、景観を乱さないため地下に造られている。
今夜も楽しい、海雲台での友人達との会食でした。