羽田空港国際線ターミナル、『ANAスイート・ラウンジ』での夜の続き。
選んだワインは、ブルゴーニュの名門、ブシャールが造る、ボーヌ・デュ・シャトー、プルミエ・クリュ、2009年。
このブルゴーニュもここの定番ワインである。
バランスの良い酸とタンニンを持つ、上質のミディアム・ボディ。
こんなワインを飲んでいると、搭乗に乗り遅れてしまいそうだ。
軽めの夕食をと思っていたが、シャワーを浴び、ブル赤を飲んでいるとお腹が空いてしまった。
ここのハンバーグはとても美味い。
焼き野菜と焼うどんを合わせて食べてしまう。
食べ始めると、新しく置かれるようになったボルドーの赤も試したくなる。
オー・メドックの、マドモアゼル・エル、2010年は初めて飲むボルドー。
実はこのワイン、メドック三級格付けのシャトー・ラ・ラギューヌのサード・ワインなのだ。
TV画面が写ってしまったので見えにくくなったが、深みのあるガーネット色。
豊かな果実味と熟成感を持つ、優しいフルボディ。
サードとはいっても、さすがはシャトー・ラ・ラギューヌである。
比率はわからないが、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランが使われている。
おっと、搭乗時間になってしまった。
搭乗ゲートはラウンジを下りたすぐ近くなので、乗り遅れることはないが、急ぐとしよう。
今夜も楽しい、羽田空港国際線ターミナルの『ANAスイート・ラウンジ』でのひと時でした。