名古屋駅前のミッドランド・スクエアにある、『エノテカ・ムーロ』で友人と過ごす夜の続き。
パスタは、あっさりとした春キャベツのアーリオ・オーリオを注文。
彼女との食事でついた習慣は、自然に出てしまう。
今夜は軽くのつもりだったが、その割にはいっぱい注文してしまう。
皿とのバランスを考えながら、盛り付けに気を使う。
これで終わっていれば良かったのだが、ディジェスティフを飲むことに。
トスカーナ州のグラッパを飲んでしまう。
トスカーナ屈指のブルネロ・ディ・モンタルチーノの生産者であるコルドルチャが、ブルネッロのぶどうの搾りかすで造る、高級グラッパ、グラッパ・ディ・ブルネッロ。
口に含むと、ソフトでリッチな果実の膨らみを持つ。
さすがコルドルチャのグラッパである。
いっぱいのつもりが、杯を重ねてしまう。
気が付くと、私達より後に来た客が、もうほとんど残っていない。
スマホを取り出すと、駅前のホテルを予約。
結局名古屋泊となった、楽しい夜でした。