日本酒を二種類飲んだ後は、焼酎に切り替える。
選んだ焼酎は、佐藤の白。
鹿児島県霧島市にある佐藤酒造の芋焼酎である。
店には佐藤の白と黒があったが、今夜は白を選んだ。
芋のほんのりした甘い香りを持つ上品な芋焼酎は、料理にも良く合い、美味い。
麺にこだわったここの焼そばは絶品で、ソースと塩の二つの味を選択できる。
二種類目の焼酎は、黒糖を選ぶ。
沖永良部島の原田酒造が造る黒糖焼酎である。
黒糖焼酎は30度が美味いが、今夜は25度しかなかったのは残念。
それでも、サトウキビの甘さと強さを持つ素晴らしい黒糖焼酎だ。
実は、『きし川』にはワインもかなり揃っている。
でもここには度々来ているので、リスト掲載のワインはほとんど全て飲んだことがあるのだ。
そこで今夜は日本酒と焼酎をのむことにしたのだが、支配人にどうしたのですか、と驚かれてしまった。
今夜の〆は、穴子のひつまぶし。
熱々の器でじゅ~と音を立てながら出される。
最初は、そのまま食べる。
甘いタレとアナゴを混ぜ込んだご飯が美味い。
これがまた美味いのだ。
小倉の行きつけのお店、『きし川』で友人と過ごす、楽しい夜でした。