バンコク最後の夜は、こちらに住む友人と和食店で会食。
旅行者はタイ料理を食べたいが、こちらに住む日本人にとっては、こんな機会にこそ和食を食べたいものである。
待ち合わせた店は、スクンヴィット通りからソイ24を入ったところにある、『新竹』。
この辺りは日本人村と言われており、日本人が多く居住している。
そのため、日本語対応の病院や、日本食材を扱うスーパー、日本料理店が集まっているのだ。
タイには、日本と違って三つの季節しかないと言われている。
暑い季節と、とても暑い季節と、めちゃ暑い季節の三つなのだ。
そんなバンコクで春夏秋冬の文字を見ると、懐かしい気がする。
木製の引き戸を開けると、「いらっしゃいませ」と日本語で迎えてくれる。
店の中には、小さく区切られた椅子とテーブルの半個室と、和風の個室がずらりと並ぶ。
店の客は、どこを見回しても日本人。
店内には日本語が渦巻いている。
まずはシンで乾杯。
さすが和食店、良く冷えているし、氷も出てこない。
さて、料理は何を食べようか。
すぐに日本に戻る私ではなく、バンコクに住む友人に食べたい物を選んでもらう。
すぐに出てくるので、ビールと一緒に楽しむことができる。
これもすぐに出される。
ところが、温泉卵にベーコンがいっぱい乗って出てきた。
色々な種類を飲み較べてみるため、グラスで頼んだ。
味が変わると楽しく飽きがこないので、結局かなりの量を飲んでしまった。
美味いが、価格は日本と変わらない。
と言うことは、こちらでは非常に高価だということ。
友人も健康には気を使っているようだ。
この店のオーナーは名古屋出身なのかもしれない。
友人と過ごす、バンコク最後の楽しい夜でした。