ジャパン・レストラン・ウィーク2013、サバティーニ六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜は久し振りに彼女と共に六本木の『サバティーニ』を訪れた。


ジャパン・レストラン・ウィークの特別メニューを食べに行くことにしたのだ。


ホテル・アイビスの最上階、13階でエレベーターを下りると、そこはもうローマ、『サバティーニ』の世界。


何時もの壺に盛られた生花が二人を出迎え、支配人が何時もの席に案内してくれる。


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早速白ワインで乾杯。


今夜の白ワインは、ラツィオ州のカザーレ・デル・ジリオが造る、サトリコ、2010年。


カザーレ・デル・ジリオはラツィオを代表するワイナリーの一つで、畑に57のぶどう品種を植え、そのひとつひとつを醸造し、最も畑にあったぶどうを選定したという徹底ぶり。


その結果、プティ・ヴェルド、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどの国際品種が栽培されている。


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少しグリーンがかった淡い麦藁色。


フルーツの甘い香りを持つが、口に含むとふくよかな辛口。


ぶどうは、トレッビアーノ・ジャッロ34%、ソーヴィニヨン34%、シャルドネ32%。


イタリアとフランスのぶどうの絶妙のコンビネーションである。


因みにこのワイン、ラツィオ州のベスト・コスパ・ワインと言われているのだ。



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豚のほほ肉とフォアグラのブルスケッタ。


料理が出る前に、空いたお腹をちょっと癒してくれる。



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ワインにパンは良く合う。


特にフォカッチャが美味いので、ワインがどんどん進む。



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最初の皿は、前菜の盛り合わせ。


野菜のフリットも、キッシュもプロシュートも美味い。



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特別メニューのスープは、白いんげん豆。


暖かなスープが、身体を温めてくれる。


ワインとスープのせいか、彼女の頬がほんのりと赤みを増す。


その横顔に思わず魅せられてしまう。


素敵な夜の続きと、赤ワインのご紹介は、また明日。