スクンヴィット通りから北に住宅街を進むと、飛び切り素敵なイタリアンがある。
彼女のために選んだ店は、『アントニオズ』。
住宅街にひと際明るく輝く店が美しい。
店の前には、高級車がずらり。
今夜への期待が高まる。
二階のテーブルに案内される。
奥のテーブルからは、一階のバー・カウンターと中庭のテラス席が見渡せる。
エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルとバルサミコの器が、イタリアンであることを示している。
彼女は、バンコクにこんなに素敵なレストランがあることに驚いている。
「君のためのとっておきのお店だよ」と彼女に語りかける。
「ありがとう。とっても嬉しい」と彼女。
この笑みを見たくて、彼女をここに案内したのだ。
ヴェネト州のフォッラドールが造る、プロセッコ・エクストラ・ドライDOC。
良く冷えたスプマンテがとても嬉しい。
キリリと締まった、辛口の喉越しがたまらない。
料理を選びながら、次々とグラスを重ねてしまう。
スプマンテと共に出された、ブルスケッタやグリッシーニが美味い。
これでスプマンテが進むのだ。
大きなボールに一杯のサラダに驚いたが、美味しいバルサミコ・ドレッシングのお陰であっという間に平らげてしまう。
フランス産のムール貝は小粒で美味い。
素敵な夜はまだ続く。
赤ワインのご紹介は、また明日。






