夜行便でのバンコクへの移動は、体力的にはなかなかキツイものである。
早朝にスワンナプーム国際空港に到着すると、前夜から予約しておいたホテルに車を飛ばし、シャワーを浴びてベッドにもぐり込む。
一晩中映画を観ながらワインを飲み続けたので、朝は頭も胃腸も疲労のピーク。
昼過ぎに起きると、まずは昼食をとりに外出。
彼女の希望で、飲茶に行くことにする。
私が彼女を案内したのは、タイムズ・スクエアーに入っている『ジャスミン』。
香港に本店がある中華料理店である。
直径数十センチはある大きな円盤状の点心メニューには、写真がぎっしり並んでいる。
私はまずはシンハ・ビアを注文し、乾いた喉を潤す。
その間に、彼女は次々と写真を指差して注文していく。
彼女は機内でシャンパーニュを飲み過ぎたとのことで、昼はメロン・スムージー。
一口飲ませてもらったが、とても美味い。
甘い飲み物を口にしたので、その後のビールが不味くなってしまった。
中華野菜のオイスターソース。
パリッとした食感が美味い。
薄味で美味い。
中に入っている大きな海老がプリプリで旨い。
何のすり身か忘れたが、ちょっと濃い目のソースに淡白なすり身が良く合っている。
上に載っているのは椎茸。
美味しいのでついつい食べてしまうが、お腹には堪える。
でも、もうお腹は張裂けそう。
飲茶が好きな彼女も、『ジャスミン』の料理には満足。
バンコクでの素敵な飲茶でした。