海外の友人から国際小包が届いた。
とても重い。
何だろうと訝りながら箱を開けると、中身はワイン。
重いクラシック・ボトルに入った、見るからに上等そうな赤である。
そしてエチケットを見て驚いた。
ナパ・ヴァレーのカルト・ワイン、ブランキエ・エステートのカベルネ・ソーヴィニヨン、パラダイスヒルズ、2006年である。
ワイン・メーカーは、ヘレン・ターリー。
一切の妥協を許さないカリスマ醸造家であり、彼女を雇うには年間100万ドル掛かると言われている。
ファースト・ヴィンテージは1999年と新しく、生産量はわずか1,200本だった。
フレンチ・オークの新樽を100%用い、18~19ヶ月樽熟成されている。
以前見たことのある2003年のボトルには、表のエチケットにヴィンテージやワイン名が入っていたが、2006年は裏ラベルにしか書かれていない。
長期熟成に耐えるワインと聞いているので、もう少しセラーで寝かせておくことにしよう。
友人が送ってくれた、驚きのワインでした。