シェリーの、ラ・ギータ・マンサニーリャ。
メーカーのイホス・デ・ライネラ・ペレス・マリン社は、1852年の創設。
名前のラ・ギータは、ギターの意味の他に、麻紐の意味があり、ボトルに付けられた麻紐が目印となっている。
シェリーの産地は、スペイン南部のアンダルシア州の南西部、ヘレス・デ・ラ・フロンテラ、サンルーカル・デ・バラメダ、エル・プエルト・デ・サンタ・マリアの三都市とその周辺地域で、この三都市で熟成されたものだけがシェリーを名乗ることができる。
ぶどう品種は、95%がパロミノ。
パロミノから造った辛口白ワインを置いておくと、表面にフロールと呼ばれる酵母の白い膜が出来る。
ここでブランデーを添加し、フロールを残したまま熟成させるのがフィノ、フロール無しで熟成させるのがオロロソ。
では、このシェリーに付けられたマンサニーリャとは何なのだろう。
それは、サンルーカル・デ・バラメダで熟成された、フィノなのだ。
アルコール度数は、フィノが15度、オロロソは17度。
このラ・ギータはパロミノ100%で造られ、度数は15度。
三年熟成と言っても、三年経てば一度にリリースされるのではない。
熟成した樽の一部を出荷し、減った分をより若いワインの樽から補充する。
そしてその若い樽は、更にもっと若い樽から補充するのだ。
そのため、ヴィンテージに関係なく、常に安定したシェリーを出荷することが出来るのだ。
シェリーは好物の一つ。
わざわざスペインで買ってきていただいた友人に感謝の一本でした。
