門を入り長いアプローチを進むと、綺麗な造形の建物群が目の前に現れる。
左側の高いタワーの最上階で出来立てビールの試飲があると聞いて、期待に胸が膨らむ。
引き続き、ヴィデオを上映し、工場の概要やビール造りの工程が紹介される。
工場長自らヴィデオに出演し、自然との共生をテーマにした工場のコンセプトを丁寧に説明してくれる。
建て物の周りを、植物がいっぱい植えられた池が取り巻き、自然環境の再現に注力していることがよくわかる。
とても広い事に驚く。
関東圏を対象市場とする茨城工場は、アサヒビールの中で最大の工場なのだそうだ。
普通のものよりホップが効いていて、よりドライでより喉越しが良いように感じる。
写真撮影を忘れ、思わず大きく一口飲んでしまった。
ここでは、三杯無料で試飲することができるので、最初の一杯は喉越しで味わうことにする。
この美味さには驚いた。
ブラックと聞くと、苦みも甘味も強いビールを想像するが、黒のコクがありながら、実に切れ味の良いドライなのだ。
スーパードライ酵母を使用して造り上げた黒なのだそうだ。
という訳で、三杯目も黒を飲んでしまう。
実物大の看板は、本当に大きい。
これは売れるはずだ。
見て楽しく、飲んで美味い、アサヒビール茨城工場の見学会でした。