45階のロビーに着くと、何時ものとおり、高い天井の贅沢な空間が迎えてくれる。
このロビーを右手に進み、『アズール45』に入る。
すぐに、予約しておいたテーブルに案内される。
フランチャコルタの名門、コンタディ・カスタルディが造る、スティーレ・ブリュット。
シャンパーニュを上回るスプマンテと称される、イタリアを代表するスパークリング・ワインのひとつである。
セパージュは、シャルドネ80%、ピノ・ネロ&ピノ・ビアンコ20%。
気が付くと、窓の外には夜の帳がおり、ビルの灯りが美しく輝いている。
パンはワインに合うので、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう。
スプマンテに良く合う。
ニュージーランドのクラウディ・ベイ、ソーヴィニヨン・ブラン、2011年。
南島のマールボロ地区にある、モエ・エ・シャンドン傘下の、素晴らしいソーヴィニヨン・ブランの造り手である。
彼女は、クラウディ・ベイは何度も飲んでいるので、違うものを飲みたいと言う。
ソムリエの佐々木さんが、これを是非試してみて下さいと言って、リースリングを出してくれる。
ドイツ、ラインヘッセンのケラー醸造所が造る、リースリング・トロッケン、2009年。
リースリングの花の香りを持ちながら、驚くほどの辛口。
ドイツのリースリングと聞いて不安に思った彼女も、このワインには満足。
見て楽しく、食べて美味しい一皿。
白ワインにも良く合う。
濃厚なカボチャが美味い。
甘味が抑えられているので、ワインとケンカしない。
夜の東京は、とても綺麗だ。
素敵な夜の続きは、また明日。