唐閣、九龍、尖沙咀 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061519570001.jpg
市内での買い物や街ブラを済ませると、服を着替え、夕食に向かう。


今夜の店は、香港に詳しい友人のお勧め。


『ハイアット・リージェンシー』からネイザン・ロードを渡り、ペキン・ロードを進む。


目の前に豪華なホテル、『ランガム・ホテル』が見えてきた。


この階段を上った二階にあるメイン・ダイニングが今夜の目的のお店、広東料理の名店、『唐閣』なのだ。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520080000.jpg
メニューもとても豪華。


友人のお勧めは、コース・メニュー。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520080001.jpg
中華料理は一皿の量が多いので、小人数の時はコースで注文することが最も良いのだ。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520460000.jpg
外が暑かったので、白ワインを飲むことにする。


選んだワインは、イタリア、ピエモンテ州でミケーレ・キャルロが造る、ガヴィ・デ・ガヴィ、2010年。


日本でも何度か飲んだ事があるので、安心して選ぶことができる。


このエチケットは一度見ると忘れないので、すぐにミケーレ・キャルロとわかるのだ。




ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520430000.jpg
少し薄い黄金色。


ふくよかな果実香。


そして、とても切れの良い辛口。


ぶどうはコルテーゼ100%。


ピエモンテのガヴィやアルネイスは、好みの白なのだ。








ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520100000.jpg
先付けは、ちょっと太めの春雨のようなもの。


なかなか美味い。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520240000.jpg
蟹の甲羅揚げ。


甲羅に乗せて揚げた蟹コロッケは、本当に美味い。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520320000.jpg
フカヒレとロブスターと蟹のスープ。


これも濃厚で美味い。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520420000.jpg
海老とミル貝。


素材の味わいを大切にした、上品な料理。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061520540000.jpg
鮑とシイタケとチンゲンサイ。


鮑はもちろん美味いが、シイタケも負けず劣らず美味。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061521080000.jpg
鶏と魚の胃袋の薄造り。


これも極めて美味い。




ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061521180000.jpg
エノキの麺。


汁のない汁そばのような味わい。


美味いが、もうお腹はいっぱい。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061521350000.jpg
プーアール茶で満杯になったお腹をなだめる。


それにしても、ここのプーアールは美味い。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061521360000.jpg
卓上では、お湯が温められており、どんどんお茶を注ぎ足してくれる。


今度はお茶でまたお腹がいっぱいになってきた。


ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061521360001.jpg
食後はフルーツ。


完熟マンゴーが美味い。




ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061521360002.jpg
デザート。


どちらも甘さ控えめなのが嬉しい。



ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061521590000.jpg
ここを紹介してくれた友人に感謝の思いを持ちながら、店をあとにする。




ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061620340000.jpg
『唐閣』を出て、街をウィンドウ・ショッピングしながら歩く。


ネイザンロードを渡るときに上を見上げると、目の前のビルの後ろに、宿泊ホテル、『ハイアット・リージェンシー』が空に向かって明るく輝いている。


ホテルの上の方の向こう側、香港島側に宿泊している部屋がある。






ワインは素敵な恋の道しるべ-2012061522500001.jpg
部屋に入ると、向かいの香港島のネオンが美しい。


香港で過ごす、楽しい夜でした。