コルカタ空港に着くと、目の前に米国政府専用機が駐機していた。
そうか、ヒラリー・クリントン国務長官がコルカタを訪れているのだ。
久し振りのプロペラ機の旅は、緊張の連続。
でも、一番前の席だったので、仕切りを開けっぱなしのコクピットの様子が良く見えて楽しくもあった。
インドには、伝統あるクラブが数多くある。
ここにも、壁にはゴルフ・トーナメントの優勝者の名前や、歴代会長の名前が書かれたボードが並べられている。
ラウンジやバー、そしてカード・ルーム等が並ぶ。
暑さに火照った身体を休める。
キンキンに冷えたビールがうまい。
静かなクラブ・ルームの中に、友人たちとの会話が低くこだまする。
ここは、インド料理と中華料理が混じり合った料理を出してくれるのだそうだ。
このクラブとゴルフ・コースは、1920年の設立と書いてある。
伝統の重みを感じさせる場所である。
濃厚なので、何時まで経っても熱く、なかなか飲むことが出来ない。
ここでは生野菜も大丈夫。
面白い事に中華は激辛で、インドはマイルド。
料理を乗せて食べると美味い。
米は、インディカ米。
なかなか面白く、美味い料理にお腹は満腹。
駅には、何時も人が溢れている。
二等車では、動き出した列車に飛び乗ろうとする人がいっぱいいる。
実に上手く飛び乗っている。
荷物棚は早いもの勝ち。
ぐずぐずしていると、荷物を置く場所が無くなってしまう。
四時間の列車の旅を終え、ようやくコルカタ近郊の、サントラガッチ駅に到着。
ここからコルカタ市内のハウラ駅までは列車が渋滞するので、手前で降りて車で市内に移動する方が早いのだ。
飛行機も列車も楽しい、インド小旅行でした。