大好きなシャンボール・ミュジニーを選んだ。
メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌの、シャンボール・ミュジニー、ヴィエイユ・ヴィーニュ、コレクション・ベレナム、2000年。
メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌは、ドメーヌ・ニコラ・ポテルを離脱したニコラ・ポテルが設立したネゴシアン。
ベレーヌは、中世まで使われていたボーヌの古い名称なのだそうだ。
2000年のヴィエイユ・ヴィーニュだけあって、充分な熟成感と複雑なニュアンスとミネラル感を持つ。
エレガントでしっかりとした酸を持つシャンボール・ミュジニーは、和食にもとても良く合うのだ。
これが和食なのかどうか議論のあるところかもしれないが、ピノ・ノワールとの相性抜群である。
とろとろ、熱々のコロッケが美味い。
ここまで食べると、お腹はいっぱい。
でも、おにぎりを注文してしまう。
そして〆は、ドメーヌ・デュジャックのマール・ド・ブルゴーニュ、オール・ダージュ。
デュジャックは、1985年を最後に、マールの生産を止めている。
まさにオール・ダールは、幻のマールなのだ。
グラスに注ぐだけで、隣のお客さんがこちらに向き直るほどの強い芳香。
度数は42度。
時を忘れさせる、素晴らしいマール。
友人と過ごす、秋葉原の楽しい夜でした。