今夜は、9月のドイツ旅行で、ハンブルクで購入してきたワインを飲むことにした。
プファルツ地方のカステル・ペテル、シルヴァーナ・トロッケン、2010年。
どうやら日本には入っていないワインのようだ。
柑橘系の花の甘い香りを持つが、口に含むとなかなかの辛口。
久し振りに飲むドイツの白ワインだが、昔の甘口のイメージと違い、格段に美味くなっている。
プファルツのワインであることは、裏ラベルを見ないとわからない。
最近は、イタリアでもフランスでも、表のエチケットのデザイン性を重視し、多くの情報を裏面に記載したものが増えている。
これは、エチケット収集家としてはあまり好ましい傾向と言えない。
表裏両面を収集しないと、必要な情報が揃わないのだ。
エチケットには文句があるが、中身は非常に美味い。
ドイツ・ワインの素晴らしさに触れた、嬉しい夜でした。