今夜は、お隣のホテル、『フォーシーズンズ・バンコク』に食事に行く。
歩いてほんの2～3分の距離。
さすが『フォーシーズンズ』、エントランスもロビーも綺麗。
だが、やはりここも人影が少ない。
目指す店は、『スパイス・マーケット』。
タイ料理の名店である。
まずはシンハ・ドラフト・ビアで乾いた喉を潤す。
バンコクで飲むと、シンハもチャンもとても旨い。
やはり地の料理に合った酒なのだ。
お通しをつまみながら、料理が届くのを待つ。
サクナ・チョム・スアン・ガップ・カンチャン・プトート、タイ風海老と魚のさつま揚げ。
熱々、プリプリで美味い。
トム・カー・クン、海老入りスパイシー・ココナッツスープ。
辛さを少し控えめにしてもらったので、何とか大丈夫。
ビールを飲みほしたので、白ワインに切り替える。
チリの名門、コンチャ・イ・トロが造る、フロンテラ・シャルドネ。
爽やかなぶどうの果実味を持つ、コスパ抜群のシャルドネである。
強めに冷やしてあるので、タイ料理にもとても良く合う。
メインは4種類が大きな皿に盛られて一度に出てきた。
ヤム・チャオ・コォ、帆立、烏賊、海老のサラダ。
ヌア・パット・ナム・マン・ホイ、牛肉と椎茸のオイスターソース炒め。
ホー・モック・クン、海老のスパイシー・スフレ。
プラー・カオ・ソース・ピック・タイ・オン、ハタのから揚げ胡椒の実ソース掛け。
そして真ん中に乗っているのが、ゲーン・カリーガイ、チキン・ココナッツ・イエロー・カレー。
ここまで食べると、お腹はいっぱい。
カオ・ニイ・アオマーム・アム、マンゴともち米のココナッツミルク掛け。
美味しいのだが、もち米はもう入らない。
食後はコーヒーでお腹を鎮める。
今夜も食べ過ぎてしまった。
店を出ると、多くの人が中庭で食事を楽しんでいる。
でも、私には暑すぎる。
フォーシーズンズは、やはり素敵なホテルだ。
バンコクでの楽しい夕食でした。