メキシコ、モンテレーでの夕食。
『ロス・コンチネンテス』の広々とした店内は明るく、外には中庭とプールが広がる。
早速、地元のビール、インディオで乾杯。
モンテテーの主要産業は、もともとカルタ・ブランカ(白い手紙)というビール会社だった。
そのカルタ・ブランカが造る、エール・テイストのビールである。
溶かした熱々のチーズをトルティーアに巻いて食べる。
お腹が空いていたので、写真を撮る前にかなり食べてしまった。
これは、噛み付いた後の写真。
チーズたっぷりで、量が半端ではない。
こんな厚切りの、歯応えのあるプロシュートは初めて。
メロンが美味い。
日本では、ほとんど目にすることのないメキシコ・ワイン。
ワイン・リストを見てまず驚いたのは、セパージュの凄さ。
何種類もの、各国のぶどうを混合しているのだ。
このデル・ヴィコ、2007年は、ネッビオーロ、グルナッシュ、テンプラニーリョ、ジンファンデル、カベルネ・フランが使われている。
イタリア、南フランス、スペイン、カリフォルニア、ボルドーの品種が混ざっているのだ。
飲んでみると、どのぶどうの特徴が出ているのか良くわからないが、充分なタンニンと果実味を持ち、なかなか美味い。
フェトチーネ、シーフードのポモドールソース。
これも大変なヴォリュームで、完食に苦労する。
メキシコ・ワインの素晴らしさを知った、モンテレーでの楽しい夜でした。