映画の前に食事をするか、映画の後に食事をするかは迷うところ。
前だと急いで食べなければならないし、後だと夜遅く食べることになってしまう。
彼女も私も健康のため、21時以降は食事をしないことにしているのだ。
そこで、17時に丸の内のブリック・スクエアにある『A16(エイ・シックスティーン)』で待ち合わせることにした。
そこで、料理が出てくるまでスパークリングで待つことに。
ロデレール・エステートは、シャンパーニュの名門、ルイ・ロデレールがカリフォルニアで造る、シャンパーニュ製法による素晴らしいスパークリング。
まずはグリーンサラダ。
秋を感じさせる。
イタリア、サルディーニャのセッラ&モスカが造る、カンノナウ・ディ・サルディーニャ・リゼルヴァ、2007年。
セッラ&モスカは、欧州でも最大規模と言われる500haの自社畑を保有する名門。
近代的設備と技術を用いたセッラ&モスカのワイン造りは、サルディーニャのワインの品質を格段に高めた。
以前は重いだけのサルディーニャのワインだったが、繊細で洗練されたテイストのワインを生み出したのだ。
ぶどうは、カンノナウ100%。
オーク樽で2年間熟成させたあと、さらに瓶内熟成を経てリリースされている。
豊かなタンニンとほのかなオークの香りを持つ、それでいて重過ぎない素晴らしいバランス。
このフレッシュトマトソースは最高に美味いのだ。
なかなか面白い組み合わせだ。
この基本的な料理が、とても美味い。
もう時間が無いが、彼女は久し振りの『A16』なのでデザートも食べたいと言う。
でも、やはり美味い。
これが店の入り口。
ちょっと忙しかったけど、映画の前に彼女と過ごす、素敵なブリック・スクエアでした。