今夜のワイン、リック、六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜は、久し振りに六本木の『リック』に行くことにした。


日比谷線六本木駅で待ち合わせ、六本木通りを溜池方向に下り、店に向かう。


エレベーターを二階で降りると、そこは既に『リック』の世界。









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もう秋とは言え、まだまだ冷えたシャンパーニュが飲みたい。


早速抜栓してもらい、彼女と目と目を合わせ、乾杯。


今夜のシャンパーニュは、ポメリー・グレノ。


クリアーでキレの良い辛口。


セパージュは、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ35%、シャルドネ25%。


瓶内熟成は、36か月以上。



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ポメリーの前身は、1836年にグレノが設立したメゾン。


その後、1856年にポメリーが参加し、ポメリー・エ・グレノとなり、それをマダム・ポメリーが引き継いでグラン・メゾンへの道を歩んだ。


そこで、ポメリーの原点であるグレノに敬意を込めて造り出されたシャンパーニュが、このグレノ。


エチケットのGRENOの名前の下には、「Depuis 1836 a Reies France」(1836年からフランスに歴史を刻む)と記されている。


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岩牡蠣。


シャンパーニュにベスト・マッチ。



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真中にある、アオサを練り込んだパンがとても美味い。





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前菜の盛り合わせ。


多くの種類の中から、5種類を選ぶのだ。


左手前の鱧がユニーク。


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今夜のテーブルは店の一番奥、他の席からはちょっと離れた場所。


ひも状のカーテンを下ろすと、こんな感じで隔離される。


カーテン越しにレストランの中は見えるが、向こうからはほとんどこちらが見えない。


そんな小部屋の中での彼女と二人だけの話には、ちょっとワクワク感がある。




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さて、シャンパーニュの後は赤にしようか白にしようか。


山名オーナーに相談し、今夜の料理との相性を考えて、素敵な白を選ぶ。


イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のイエルマンが造る、シャルドネ、2010年。


イエルマンといえば、最も入手困難なワイン、ドリームスが有名。


このシャルドネは、その普及版といったところ。



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ミネラル感に富み、豊かな果実味と、爽やかな酸が印象的。


重すぎず強すぎず、それでいてしっかりとしたボディを持つ。


この微妙なバランスが、イエルマンの真骨頂。


樽を使わず、ステンレス・タンクを使用しているのも、こだわりのひとつである。






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季節野菜のフリット。


濃厚な野菜の旨みがギュッと詰まっている。



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ビゴー豚のトマト煮込み。


実はこの料理も、イエルマンに良く合うのだ。



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ペンネのゴルゴンゾーラ。


ゴルゴンゾーラがとても濃厚で、大好きな一品。



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デザ-トを食べる頃には、お腹はもういっぱい。


彼女と過ごす、素敵な六本木の夜でした。