今夜は、ヴィーニ・ジャポンのチャリティ・ワインの一本を飲んでみることに。
先にもレポートしたとおり、今年の自然派ワインの祭典、ヴィーニ・ジャポンは東日本大震災のために中止となった。
その代わり、参加会社10社が120本ずつの自然派ワインを提供し、計1,200本のチャリティ販売を行ったのだ。
私も4本を購入した。
今夜はその内の一本を抜栓したのだ。
ドメーヌ・ドゥ・マタン・カルム、ヴァン・ド・ターブル・ルージュ、マーノ・ア・マーノ、2007年。
しかし、ヴィンテージはどこにも書かれていない。
ワイナリーの場所はルーション。
いちごジャムのような香りを持ち、軽いガスを感じる。
軽い口当たりだが、徐々に口の中にタンニンが広がる。
セパージュは、グルナッシュ・ノワール60%、カリニャン30%、シラー10%。
グルナッシュ・ノワールは樹齢30年、カリニャンは樹齢60年、シラーは樹齢30年。
生産量は4,000本、今や自然派を代表する新しい造り手の一人だ。
ドメーヌの名前が手書きの字体で書かれている。
ボトルのどこにも書かれていなかったヴィンテージがこんなところに。
どこまでも面白いワインでした。