今夜のワイン、シルベラード、銀座 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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私が選んだパスタは、ワタリガニのキタッラ、パプリカとトマトのクリームソース。


蟹料理が運ばれてきたのかと、驚いてしまう。


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甲羅をどけると、下からキタッラが。


これは最高に美味い。




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さて、三本目のワインは、アブルッツォ州のモンテプルチアーノ・ダブルッツォ、インカント、2007年。


造り手は、今やアブルッツォを代表するワイナリーのひとつに成長した、マラミエーロ。


創業者は、ダンテ・マラミエーロ氏。


そこでダンテの「神曲」のキーワード、インカント=魔法をこのワインの名前に使った。


素晴らしいぶどう畑から造り出されるワインは、樽を使用せず、ぶどう本来の果実味を極限まで引き出している。


素晴らしい熟成感を持つ、フルボディである。


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友人のメインは、朝採れメダイと三重県南伊勢湾アッパッパ貝の軽いトマト煮、ポッジリポ風。



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そして岩手県花巻産、石黒さんちのホロホロ鳥の炭火焼き。


これもとても美味しそう。


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そして私のメインは、尾崎牛ザブトンの炭火焼き。


ザブトンは最高級の小さな部位、すこぶる美味い。



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ワインはいよいよ四本目に突入。


ピエモンテ州のヴィッラ・ラターノ・ロ・ゾッコライオの、ランゲ・ロッソ、バッカネラ、2007年。


ぶどうの凝縮感あふれる、素晴らしいフルボディ。


ぶどうは、バルベーラを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされている。







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ドルチェも、男だけで食べるのがもったいないくらい洒落ている。





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〆は、グラッパ。


ポ・ディ・ポリ、モルビダ・スムース。


クリーンにガツンとくる美味しさ。


友人達と過ごす楽しい銀座の夜。


だんだん何を話しているかわからなくなりつつ、夜は更けていきました。