インド、車旅行 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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列車を降りたあとは、車で街に向かう。


道路には、車や三輪車やオートバイや人や牛がぐちゃぐちゃに混ざって動いている。


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この三輪車やオートバイが、交通ルール無視で走り回り、何度も思わず脚を踏ん張ってしまうが、運転手は全く意に介すること無く雑踏を掻き分けて疾走する。


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走っている車の窓に突然牛の顔が現れ、驚く。


牛は、車が脇を走り抜けても全く動じることが無い。


絶対に傷つけられることはないと、安心しきった様子。


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街路には、大きな広告看板が至る所にある。


綺麗な女性が、優雅な生活の品々を宣伝しているが、その横を歩いている人たちは、汚れた服を着て裸足で歩いている。


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このミスマッチングな世界が、インドである。


優秀な人材とリッチな人達と、裸足で襤褸を纏った人たちが共存する世界。


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急成長の恩恵を受ける人達と、無縁な人たち。


看板から見下ろす美人たちは、誰に何を語りかけているのだろうか。


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目的地に着くと、牛がお出迎え。


日本の牛に較べると小振りだが、それでも近付いてくるとちょっと怖い。
















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プライヴェートな敷地に一歩入ると、とても良く整備され、花々が咲き乱れている。


花の季節は終盤を迎え、既に木々の落葉の季節が始まっている。


限りなく暑い夏を迎える前に、葉を落とし、水分の蒸発を抑えて自らを守るのだ。


ちょっと危険ではらはらする、車での旅でした。