有楽町の休日、コカ・レストラン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

久し振りに、有楽町でお買い物。


お腹が空いたので、どこに行こうかと思案する。


彼女は、寒いので熱い鍋を食べたいという。
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でも、当然ワインがあることが前提だ。


となると、先月の丸の内でのお買い物の時と同じく、『コカ・レストラン』に行ってしまう。


前回はピエモンテ州のガヴィを選んだので、今回はウンブリア州のオルヴィエートを選ぶ。



ウンブリア州は、海に面していない緑豊かな州。


イタリアの緑の心臓と呼ばれている。


ウンブリア州の南西部、ラツィオ州との境近くにある、天空に浮かぶ島といった雰囲気の素敵な小都市がオルヴィエート。


そこで古くから生産されているのが、プロカニコを中心に、グレケット、ヴェルデッロ等のぶどうを用いたオルヴィエートなのだ。


丘陵の古い畑で生産されるものは、クラッシコの表示が許されている。


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カンポグランテ・オルヴィエート・クラッシコ、2008年は、トスカーナ州のアンティノリが保有するワイナリー。




モスグリーンの明るい色調をしており、フレッシュでフルーティな辛口。


タイスキにもよくマッチする。


この写真は本当に緑色に見えるが、これは後ろの皿に載ったパクシーと空芯菜の色が映ったもの。


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料理が届くまでのワインのおつまみは海老せんべい。



バンコクのテラスで食べているとすぐに湿気てしまうので時間との競争だが、エアコンが効いた部屋では大丈夫。


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今日はシーフード中心にしてもらった。




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でも、鶏肉は味を出すためには必須アイテム。





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野菜もたっぷり入れる。



隠れて見えないが、皿にはキクラゲがいっぱい載っている。


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空芯菜とパクシー。



どちらも香りが強く、大好きな食材。


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ちょっと煮立て過ぎ。



具を食べた後は、センレック(米粉の麺)を入れる。


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たれは、大好きなスイートチリソース。


一人でこのカップ一杯分を使い切ってしまう。


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私のデザートは、アイサカリーム(アイスクリーム)、マンゴートココナッツ。




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彼女が注文したのは、マモアンプディン(マンゴープリン)。


一口掬って食べさせてもらったが、これも美味。


有楽町での、楽しいランチでした。