選んだワインは、オーストラリアのグレッグ・ノーマン・エステーツの、ライムストーン・コースト・シラーズ、2004年。
ゴルフ好きでなくとも知る人ぞ知る、あの偉大なプロ・ゴルファー、グレッグ・ノーマンが手掛けるワインである。
エチケットには、彼のトレード・マークである”シャーク”が描かれている。
そして、一番下には、彼の金文字のサインが入っている。
実は、彼のワインのエチケットは、2006年のヴィンテージからデザインが変わっている。
オーストラリアの表記が入り、グレッグ・ノーマンの名前が大きく真中に入った。
そして、”シャーク”のトレード・マークは入っているが、サインは消えてしまった。
彼のシラーズは、2000年以降全てのヴィンテージを飲んでいるが、外れたことが無い。
色はとても濃い。
凝縮された甘い果実香、そして豊かな果実味、強い熟成感、まろやかで豊富なタンニンが一体となって調和を保っている。
プレステージ・ワインの、シラーズ・リゼルヴァもリリースされているが、普段はこのシラーズで充分である。
こんな強いワインには、フロマージュを合わせてゆっくり楽しみたい。
昨日日本橋高島屋に立ち寄ったところ、熟成が進んで賞味期限が迫ったチーズの特売が行われていたので、数個購入していた。
高島屋のチーズは結構高いが、熟成が進んだ特売品はとてもお得なのだ。
ついでに、友人が送ってくれたロースハム、”湯布院の風”を厚切りにしてローストした。
あとはバゲットを切って少し焼くだけ。
たまにはこんな手抜きの食事でワインを飲むのも良いものだ。
グレッグ・ノーマン・シラーズ、大好きなワインです。