一度行きたいと思いながら、なかなか行く機会がなかった。
シャトーに行く前に、牛久大仏に立ち寄る。
青銅製の大仏は、高さ120m、総重量4,000tの大きさ。
遠くからは見たことがあったが、間近で見ると、その大きさと質感に圧倒される。
いよいよシャトー・カミヤに。
神谷傳兵衛が拓いた日本最初のワイナリーで、完成は1903年。
2008年には国の重要文化財に指定されている。
美しい建造物は、多くのテレビ・ドラマや映画の舞台となってきた。
訪問した日も、丁度映画の撮影が行われていた。
ワイン造りの歴史を学ぶことができる。
設備は、当時としては画期的な近代設備が、主としてフランスから導入されている。
中には、今も使用することができる機械もある。
さて、見学の後は昼食。
白は、シャトー・カミヤ・スペシャル・セレクション、リュリー、2007年。
ブルゴーニュ、コート・シャロネーズ地区のリュリーの白は、溌剌としたキレの良い高品質の辛口。
ぶどうは、もちろんシャルドネ100%。
シャトー・カミヤが樽で輸入し、ボトリングしたもの。
シャトー・カミヤ元詰めと記載され、ボトル・ナンバーが手書きで記入されている。
カボチャ、そう言えばもうすぐハロウィーン!
赤は、シャトー・カミヤ・スペシャル・セレクション、マルゴー、2007年。
ボルドー、メドック地区のマルゴー村の産。
このボトルには、メトル・ド・シェ(ワイナリー長)、古谷一利のセレクションでありボトリングである旨が記載されている。
そして、手書きのボトル・ナンバーも。
グリーン・サラダ。
ロースト・ビーフ。
これは美味い。
ボルドー、メドック地区、オー・メドックのグラン・クリュ、第5級格付けのシャトー・カントメルル、2004年。
エレガントで重厚なタンニンを持つ。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー40%、プティ・ヴェルドとカベルネ・フランがそれぞれ5%入っている。
シャトー・カミヤでの、楽しい休日でした。










