小倉で美味いワインを飲みたい時には必ず立ち寄る店だ。
まずは、白ワインで乾杯。
ヴェネト州のカ・ルガーテが造る、サン・ミケーレ・ソアーヴェ・クラッシコ、2008年。
高品質のソアーヴェ。
ぶどうは、ガルガーネガ。
プロシュートには、秋の果物を付け合わせてもらう。
マグロのカルパッチョも、『アトル』ではこんな盛り付けになる。
トリッパは、私の好物。
そして赤は、ピエモンテ州のチェレットが造る、ランゲ、モンソルド、2008年。
チェレットは、バローロやバルバレスコで有名な造り手。
「最上の畑で最上のワインを造る」というコンセプトを持つ。
実はこのモンソルド、「エスモエまま」さんの9月2日のブログで拝見し、また飲みたくなったもの。
しっかりしたフルボディ、とても美味い。
混合比率は年毎に異なるが、ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、そしてネッビオーロ。
パスタは、ソースを変えて二種類を作ってもらう。
ポモドール・ソースも、ラグー・ソースも美味い。
メインは、ミラノのカツレツ。
モンソルドと、とても良く合う。
選んだグラッパは、クオルム・グラッパ・バルベーラ・ダスティ、ハエスタ、1999年。(左から二本目)
ピエモンテ州アスティ地区のバルベーラの大御所が、バルベーラの品質向上のために一同に参加した、ハエスタ・プロジェクト。
その成果がこのクオルム。
樽熟成された、素晴らしいグラッパである。
気が付くと、時間はもうかなり遅い。
仲の良い友人との、楽しい小倉の夜でした。