博多で素敵なワインを飲みに行きました。
目的のお店は、アメブロの「ワイン屋新米店長」さんのご主人が経営する、『ル・フラマンローズ』。
店は、宿泊先のANAクラウンプラザから車で10分弱の、街の中心部の一角にある。
まずは、シャンパーニュ、ルノーブル、ブリュット・アンタンスで乾杯。
仕事で疲れた身体と乾いた喉が、いっぺんに生き返る。
最初の前菜は、空豆とリコッタチーズのパテ。
プロシュートの塩味と、空豆の素材の味のコンビネーションが素晴らしい。
そして、二皿目の前菜は、唐津産のホワイトアスパラガスの焦がしバターソース。
実は、前夜に韓国の唐津(タンジン)から帰国したばかり。
そして、いよいよ今夜のワインが出される。
ブルゴーニュの造り手の好みを伝え、オーナーの牛島さんに選んでもらったワインである。
ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロンのニュイ・サン・ジョルジュ、レ・フルリエール、2005年。
複雑なニュアンスを持つ、私の好きなタイプのピノ・ノワールである。
ワインに合わせ、箸休めに出された干しブドウは、お店の手作り。
一皿目のパスタは、つぼみ菜のキターラ、アラビアータ・ソース。
つぼみ菜の苦みが春をもたらす。
二皿目は、有明海産タイラギ貝とバジリコのスパゲッティ。魚料理は、ホウボウと自家製トマトのアクアパッツァ。
肉料理は、蝦夷鹿のカツレツ、フルーツトマトとバルサミコ・ソース。
あまりに料理が美味しく、ワインとの相性が良いため、あっという間に飲み干してしまった。
そこで、再度シャンパーニュに戻る。
ギボラ・フィスのブリュット・トラディション。
ドサージュを最小限に抑えた、切れの良い辛口。
食後に飲む辛口のシャンパーニュは最高。
丁度今は、博多の多くのレストランが参加する「あまおう」祭りの真っ最中。
あまおうはイチゴのブランド。
そこでデザートは、あまおうとパンナコッタを選ぶ。
あまおうの香りが素晴らしい。
満ち足りた想いで、カモミールを飲みながら、牛島さんとの会話に花が咲く。
不案内だった博多で過ごす、素敵な夜。
ワイン屋新米店長さん、牛島さん、本当にお世話になり、ありがとうございました。